『建築マネジメント原論』には「人、物、金さらに情報などの諸資源を目的達成のために最良(最適かつ効果的)に使用する事」とあります。これをあなたの家づくりに置き換えてみましょう。 まず、はじめに「どんな家をつくりたいのか」を家族でよく話し合い、「頼むべき人を探して」、その人が「自分たちの家づくりに最適かどうか」を判断したら、「正式に契約」を交わし、そして、「依頼通りに完成」する事が出来たなら、「契約した対価を支払う」こと。つまり、自分が設計や施工をするのではなく、誰かに頼んで、それをいかに希望通りにつくらせるかという事です。(しかし、全てを任せるのではなく何かを判断・決定するのはあくまでも施主でなくてはなりません。)
感性デザイン研究所が実践しているハウジングマネジメントは、まず、家づくりをどのように分類して発注項目(これをアイテムと呼びます)を分けるかという事から始めます。アイテムを細かく細分化する方法もあれば、総括的にする方法もあります。更に、アイテムの性格によっては全く別の発注方法を適用する事も出来ます。アイテムを細分化すればするほどそのアイテムの実態が把握しやすくなり、その結果、コストを押さえられる可能性が強くなります。しかし一つのアイテムを二つに分けた途端にその二つのアイテムを統合するためにかなりのテクニックと労力が必要になります。その複数のアイテムの間を調整し、目的達成のために最良の方向に導く事こそがマネジメントといっても過言ではありません。しかし、はじめての家づくりに挑戦しようとする建主がこれをやる事は、とてつもなく大変な事です。しかし、ご安心下さい。
楽しくて、わくわくする家づくりのために、面倒な事は感性デザイン研究所が受け持ちます。あなたとあなたのご家族の「夢」を「かたち」にするお手伝いをするために、感性デザイン研究所はこれまでの常識に捕われず絶えず努力を重ねてまいります。